貼るタイプのかつらは、従来のかつらと比べれば、大変自然であり、 ばれる可能性はかなり低い。 Bさんのケースは、極めてまれな状況で発生した不幸だった。 接着剤は耐水性があるとはいえ、 大量に汗をかき、帽子の中で蒸れて、激しく動いているという状態では、接着力は落ちる。 特にBさんの場合は、接着が2週間前だったため、すでに剥がれ気味になっていたという。 そこに帽子が跳ね飛ばされるというアクシデントが加わり、こうした悲劇につながってしまった。 しかし、もし、装着直後であれば、あるいは、こまめに接着剤を補充するといった メンテナンスをしていれば、防げたケースと思われる。 朝、鏡を見て、接着剤が剥がれているところはないか、確認は欠かしてはいけない。 それさえ守れば、まず安心である。 |